鈴木麻莉子さん

  • 派遣先:ミズーリ州
  • 上智大学  総合グローバル学部

留学を決意した理由

高校進学に悩んでいた中学三年生の時に兄がフィリピン短期留学をしたことがきっかけです。小さい頃からぼんやりと海外に行きたいと思っていましたが、それがきっかけで日本の外に行くだけでなく、実際に現地の人とコミュニケーションを取ってみたいと強く思うようになり、海外留学を義務付けている高校に進学し、留学をしました。

ホストファミリーとの思い出

私には年下のホストブラザー二人とインドからの養子のホストシスターがいたので、放課後や週末はよくみんなでバスケやサッカー、ボードゲームをして過ごしました。家族全員での時間をとても大切にするファミリーだったので食事は必ず全員でとりましたし、悩み事があるとそれを家族全員で共有したりしました。特に留学生だからという理由で特別扱いもなかったので家族の一員として過ごせましたし、お互いの文化の違いをよく話し合ったりしていました。

学校の友人との思い出

私は冬のスポーツとしてバスケ部に所属しました。毎日の練習や週に二度ある試合などで同じ時間を過ごすことが長かったチームメイトとはよく授業の間に廊下で喋ったり、一緒に教室移動をしたり、休みの日にはドライブをしたこともありました。あまり最初は部活動に乗り気ではありませんでしたが、今振り返ると参加してよかったなと心から思います。学校では心理学や社会学、陶芸といった日本では受けることのできない特殊な授業を取っていました。特に心理学は専門用語が多く、心が折れそうになる時もありましたが、クラスメイトの子たちに支えられてなんとかグレードを保っていました。毎回の授業でクラスメイトが変わるので、仲のいい友達を各クラスで作ることをおすすめします。

自分が成長した点

英語力やコミュニケーション力が大幅に向上したのはもちろんですが、たくさんの異なった立場やバックグラウンドを持つ人たちとの交流を通して、物事を多面的に捉えられるようになりました。また特に上にも書きましたがインド人のホストシスターとの出会いは私が大学で何を学ぶのかを決めるきっかけになりましたし、将来誰のために何をしたいのかを考える大きな良い機会となりました。彼女との出会いはこの留学期間で私を一番成長させてくれました。