ウェイ・ミン君

  • 派遣先:ジョージア州
  • 慶應義塾大学 法学部1年

留学を決意した理由

私が留学を決意した理由は、自分の将来を考えた時に必ず英語が必要になると考え、頭の柔軟な高校生のうちに習得しておきたいと考えたからです。自分はもともと日本語と中国語のバイリンガルであり、複数の言語を話せることの便利さを体感しながら育ちました。英語も習得することができれば、将来は世界中の人を相手に仕事ができるだろうと思い、アメリカ留学に魅力を感じました。また、言語や文化、民族や社会などが全く違う異国の地に対応する能力を身につけることも目的の1つでした。そのような適応力を持つことによって将来の選択肢を広げることにもつながり、多くの場面で活躍することができるようになるだろうと考えていました。

ホストファミリーとの想い出

自分は、子供が巣立った老夫婦の家で、セネガルからの留学生とダブルプレースメントでした。ホストファミリーが応援している大学のアメフトやバスケの試合を見に行ったり、宿題を手伝って貰ったり、自分と同じでサッカーが好きだったセネガルのルームメイトと好きなチームについて語ったりしたのが印象に残っています。また、行事をとても大切にしていて、サンクスギビングやクリスマス、イースターなどは子供や孫と集まって盛大に祝ったのがとても楽しかったです。不安でいっぱいだった自分がアメリカでの生活に馴染めるように家族同然に力を尽くしてくれたホストファミリーとは今も交流は続いていて、自分の第2の家族と呼べる大切な存在です。

学校、学校の友人との想い出

自分の留学先の高校は様々な人種で構成され、毎日とても陽気な雰囲気の中で過ごしていました。体育の授業では間違えてウェイトリフティングの授業を取ってしまい、友人たちが自分には重すぎるバーベルを軽々と持ち上げているのに衝撃を受けました。授業では、最初はとにかく先生に毎日質問をしに行き、交流を図ることで結果としていい成績を収めることができたことがうれしかったです。プレゼンテーションやディベートが主体の授業が多く、自分の意見を持ち、言葉で表現するということが鍛えられました。部活はサッカー部に所属し、日々の練習に加え、チームメイトたちと一緒にコーチの家でパーティをしたり試合の遠征のときにバスの中で騒いだりしたことが印象に残っています。学校生活でも、毎日一緒にランチを食べたり休日に車で連れ出してくれたりした友達たちとの思い出はかけがえのないものになりました。

自分が成長した点

普通に生活していれば語学力が上がるというのはもちろんですが、僕は自分の成長した点として「考える力」を挙げたいと思います。アメリカには白人黒人の他にも、ヒスパニックやアジア系などが生活しており、また広大な国土により地域ごとに違う発展をしているので「アメリカ人の文化」と一息に定義できるものは極めて少ないですが、人種や地域に関係なく共通するものとして、世の中の出来事に対して確固とした自分の意見を持っているという点があります。生徒と先生か対等の立場にあり、ディベート中心に進められる授業を小さな頃から受けてきたことによって、考える癖というものが身についています。ランダムな出来事に対して自分のとる立場か明確であり、それを自信を持って表現するアメリカ人の生徒たちの姿勢は、私がいかにぼんやりと生きてきたかを思い知らせてくれました。私は自分の考えを伝えるということを普段の生活から心がけるようになり、それをしっかり周りに伝えることによって徐々に自信をつけていきました。内容がどうであろうと会話をすることが好きなアメリカ人たちと色々な話を議論することで、確固とした「自分」を確立することができたと思います。